関西に戻ってきてからは淡々と毎日を過ごしています。予備校も終わりましたし働いてもいませんし、社会的な刺激を受けることが非常に少なく、一種の感覚遮断に陥っているような気がします。これは、これはいかん。多分最終的に暇すぎて幻覚とか見だす。脳が刺激を求めるレベルになってしまう。


というわけで、久しぶりにアルバイトの面接に行ってきました。こっちに戻ってからかなりホームシックで実家に戻って働くことも考えましたが、何というか、「温かい環境に甘んじながら働く」よりも、ある程度気を遣う祖父母宅で「フラットな状態から何かを生み出す」状態の方が、自身のスキルアップにつながるかな、と考えたのです。何のスキルかは分からないけど。己に勝つ力的な。祖父母宅でお手伝いもできますし。


落ちているか受かっているか分かりませんし、仮にダメだったら次のバイト先を探すかも本当は迷うところなのです(さみしい)。まっさらな状態から「自分が何をしたいのか」を見つけるのは案外難しいのだな、と思いました。もう少し正確に言うと、関西と実家には両方に違う魅力があるからどっちを取るか迷っている、状態。それらもひっくるめて「やりたいことを見つける(決断する)」ことが私には難しい。決断することが苦手なんだよなぁ。欲張り。ある程度の制限があることが前提で、その制限の外の何かに対して欲求は生まれるのかもしれません。「何でもできる状態」は「何もできない状態」に少し近いところがあるのだと感じました。


とにかくダラっとだけして入学までの半年を終えたくありません。何らかの生産的な生活を送りたい。時間がある今の貴重なこの状況を浪費や消費だけで過ごしたくないのです。ホントに。極端に言えば明日パッと消えても何か残ってるような時間にしたいのですね。


何をどうしたらいいのか、考えすぎるよりもまずは行動を起こしてみるべきなのかもしれません。そこから見えてきた状況からまた新しい次のステップが見えてくる気もしています。