朝からいろいろ起きた


本を読みなさい、と言われました。自分や他人の心を知る為に、専門書を読みなさい、と。


人の話を聞かせてもらった結果、無力感にさいなまれる事があります。私が言った言葉が相手に届いていないのでは、とか、役に立っていないのでは、とか。それは結局私のエゴや承認欲求を満たそうとしているが故の気持ちであり、言葉を選ばずに言えば、相手に少しでも良い方向へ行ってもらいたいと思っているからです(この際自分の事どれだけ高く見積もってるんだ、というのは置いておく。正直に正直に)。この気持ち自体がエゴなんだろうか。


何となく芳しくない反応が相手から返ってくると今度は「この状況を何とかしなくては」という謎の焦燥感に駆られて、稀に身動きが取れなくなります。今朝がそうだった。彼氏さんから急に電話がかかってきて友達とのいざこざの話を聞いて、「あうあ…??」ってなりました。


相手の気持ちは相手の気持ち、私の気持ちは私の気持ち。相手の「容量」を思って言葉を紡ぐこと。自他の境界線をあやふやにして「相手を何とか動かそう」とするから無理や不自然な気持ちが生じる。分かってはいても難しいね、と母に話すと「あなたはまだ経験も浅いし生きてきた年数も少ない。あなたが感じたことは先に生きている人も感じているはずだよ」と。それで冒頭に戻るわけです。


話をしていて「さすがカウンセラーの娘だね」「心理学者だもんね」という言葉を投げかけられて、「私は"私"として向き合ってるんだけどなぁ」と少しさみしく思う事があります。友達や恋人と話していて一歩引いた目線で考えようと努めることもあります。そのたびに「私は友達(恋人)なのだから、私の思ったことを素直に言えばいいのではないか」「難しく考える必要はないのではないか」と思ったりもします。とにかく、対・人という関係について難しいな、と感じる事がよくあるのです。


朝から長文になってしまった。私は自分で思っているほど賢くないし馬鹿でもない。そして知らない事や難しい事がたくさんあります。だから今日は少し本を読みます。