月夜と、窓と、「さようなら」
完全に自己満足なのでおりおり。公共のメディアにこんなもん載せてごめんなさい!
厨二!
今でもたまにふっと思い出して、んで、胸がぎゅーーーーってなる。あの夜のことは忘れていないし、思い出して何だったんだろ、って苦笑してしまう。
きっと、さみしかった。きっと、疲れていた。ただそれだけだよね。でもだからこそ、私と居たいと思ってくれたのかなって少しうぬぼれてみるけど、まぁきっと、タイミングが良かっただけ。
寂しさや苦しさや切なさで押しつぶされそうなあなたの横顔は私にとって衝撃的で、でもとっても綺麗だった。「どうにも出来ない」と力無くつぶやくのが悲しくて、私まで泣きたくなった。私の腕の中で小さくなるあなたは普段の姿からは到底想像できなくて、まるで小さな子供みたいだった。
本当は怒りたい。「あれはなんだったの?」って、いろいろなことに答えを与えてほしいと思う。でもそれをしないのは、関係を壊したくない、私の臆病さ。あなたを困らせたくない、ほんのすこしの思いと、それをなんとなくしてはいけないと思っている私のプライド。
ずるいね。ずるいよ。
でも、もうそれでもいいかなと思ってるのも本当。この感情もいつかは石ころになって、心のどこかに埋もれてしまえばいいと思ってる。いつの間にか砂になって、ふっ、と吹けば飛んでいくような、そんなものになってしまえばいい。
言葉にしたら安っぽい、だから言わない。遠くへ行ってしまう人。