週末は難波のイタリアンバーでビールを飲んできました。開店して2週間だというそのお店で働く人たちはやっぱり2週間しか働いていない人たちで、あっちこっちで戸惑っていて何か微笑ましかった。唯一店長っぽい口ひげを蓄えたイケメンおじさんだけが落ち着いていた。「あの人何歳だと思いますか?」と隣の席のお姉さんに言われて「35くらいですかね…」と答えたら28とのこと。笑ってしまった。

 日曜日は公園でまたまたビールを飲みながらシャボン玉を飛ばした。日差しも強くてもうすっかり初夏という感じの気候の下、シャボン玉用のフープを持って走ったり一心不乱にストローを吹いたりした。小さい子や散歩に連れられていた犬なんかがキラキラするシャボンを見て不思議そうにしていた。サッカーの練習をする親子や水風船で遊ぶ小学生、ドッヂボールをする女の子達、日曜日の公園にはみんなの楽しみを詰め込んだような穏やかな時間が流れていた。彼氏はフープをステッキのように持って「魔法少女!そーれ!」とぴょんぴょん飛び跳ねながら飛ばそうとしていた。公衆の面前で髭面の男性が魔法少女になれるのだからアルコールは怖い。

 素敵な週末からの月曜日はひたすらに眠気との格闘だった。箱庭療法の分析発表、担当しているクライエントのスーパーバイズ、その後は精神分析の研究会に行った。帰宅したのは23時半くらいで結構ハードだった。本分本分、と思う。

 それはそうと、そろそろちゃんとしたバーにも行きたいと思った。お酒の種類や数を気にすることなくアレ!と頼みたい。