6,7,8日の三連休、恋人と兵庫旅行へ行ってきました。

恋人の地元の駅で合流。そこから一時間ちょっとでいけるはずだったのに、おしゃべりに夢中になっていたら乗り換え駅をおもいっきり通り過ぎてしまった。出だしから笑いながら少し遠回りして到着しました。

旅館にチェックインして(創業100年以上!)部屋まで案内してもらいました。こんな感じ。

綺麗!でも広くて落ち着かなかったので奥の椅子に並んで座ってました。哀しい庶民肌。


温泉に入って楽しみにしていたご飯をいただきました。豪華!どっひゃらぴー!そんなに食べない恋人もペカーって笑いながらもぐもぐ食べていた。


手前の前菜はもう少し種類があったのだけど、出揃うのが待ちきれなくてちょっと食べちゃった。
一緒にビールを飲んで、その後は持ってきていた日本酒と買い足した缶ビールをごくごくしてぺろぺろになりました。お布団を敷きにおばちゃんが3人来てくれたのだけど、分担された役割の連携とその技の鮮やかさが見事でした。2組の布団を2分くらいで敷いて帰って行った。さっと来てさっと。


次の日は10時ごろ旅館を出て近くのお寺に行きました。一の谷合戦で源氏方の熊谷次郎直実公に討たれた平敦盛首塚があるところでちょっとゾゾッとしました。恋人の方はいたく感動していて「ほんまに居たんかなぁ…もしそうならすごいなぁ……胴体も観にいこうや……」と感慨深そうでした。一の谷……!


その後思いつきで手塚治虫記念館に。入口ではババーン!と火の鳥が翼を広げていた。


ばばーん!!


もういっちょ!


キラッ☆


記念にリボンの騎士のクリアファイルを2枚買いました。すごく可愛くて良い買い物をしたと思ってました。この時は。


恋人の友達が付近に住んでいるらしく一緒にお酒を飲もう!とあいなりまして、電車でがたごとゆられることに。「ここからなら近いやろー」とタカをくくっていたのですが、乗換案内で調べたところ移動所要時間が2時間ちょいの、もはや更に旅行みたいなことになって二人で絶句しました。遠いやん。むっちゃ遠いやん。記念館まですでに1時間ちょい電車に乗っていたし徒歩でも結構移動していたのでげっそりしました。電車が進むにつれ周りの景色がどんどん山やら田んぼやらで覆われていくのを見た恋人が「緑は人間を豊かにするけど……ありすぎると何か不安になってくるな……」と呟いたのを皮切りに(何かめっちゃツボにはまった)、その後大変どうでもいいことで静かにヒーヒーと笑い転げました。疲れてたんだろうな。でも無事にお友達の住む街に降り立てたし居酒屋をあっちこっちまわれて楽しかったので、そんなことはもうどうでもいいです。そのお友達は恋人に会うなり「誕生日おめでとう!」と言ってめっちゃ高いギターとストラップをプレゼントしていた(「俺誕生日1月なんやけど……」「……そうだっけ」)。


結局朝方まで騒いでちょびっとだけ寝てお別れしました。私が記念に買ったクリアファイルをどこかに置き忘れてきたことに気付いたのはこの時でした(めそめそめそ)。しょぼくれていたら恋人が細身のファッションリングを買ってくれた(「いや…なんか君かわいそうやわ……」)(憐憫のまなざしを一身にうける)。


行く時よりもはるかに時間のかかる移動を経て大阪駅に帰還しました。恋人と旅行をするのは今まで生きてきた中で初めてだったのですごく新鮮でした。「色々計画してくれてありがとね、また行こな」って言うてもらえたときは普通ににやけてしまいました。楽しかったなー。次に行く時は「移動時間に気をつけないといろいろ壊れる」っていうことと「忘れ物するとめっちゃへこむから絶対にしない」ということを胸に留めておきたいと思います。初めてこんなに写真載せたなー。


おしまい