先日バイト先で、ママと(お客さんをさし置いて)お話する機会があった。言葉ひとつひとつが突き刺さるようで、あうあーってなった。


好きなもの、好きことだけで生きていくことなんてできない。だから人前じゃ仮面をかぶって、なんでもないわよーって顔して。時には逃げて。そやって、みんな、うまく―。

笑いたいときは笑って、泣きたいときは泣いて、寂しいときは寂しいって言って。そやってシンプルに生きることが、知らず知らずのうちに後回しになっている。いつのまにか、心のすみに砂みたいなものがたまっていって、しょんぼりした気持ちになってしまう。だから、そんな砂に気づいてやれる人になりたいと思うんだ。